夢見た少女は地に堕ち る
掴むためにある掌なのに このまま堕ち続けるのは流石に辛い

<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>



スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | - |
なんか創作意欲が湧きました
自分の隣が寒いと思った
そこを仰いでも空を掴むだけで
今まで感じてきたぬくもりは
いつの間にか冷たい虚しさへと変わっていた

「   」

名前を呼んだ
月の光が私を照らす
そこには、私の影しか出来なかった

「   」

名前を呼んだ
横たわり愛していると囁いた
あの頃落ちたのは私の心だったのに

「   」

今は  哀しみを 帯びた    雫しか  落ちて   こない。





最後の”。”は彼といた日々の終わりを示します
| 小噺 | comments(0) | trackbacks(0) |
人が信じられなくなった僕を包み込んだ雄大な青よ
寝っ転がって、見た先に見えた青と白。遠く短く感じた青と白
汚いと思ったけど地上に寝転んで、その先に見えた空が綺麗だった
手を伸ばしても届きはしなかった青い天井
手を伸ばしたら届くんじゃないかと思うくらい、その距離は近く思えたんだけど
けれども確かにあった青い空、僕を誘い込んだスカイブルー
見つめていたら、部活なんてどうでもよくなって空に飛んでいきたい気持ちになった
何にも考えられなくなった。ただ泣きたくなった。ただ笑っていた
空の青に浮かぶ雲が僕の気持ちを連れて行くように、僕の心は無になって、思うがままにしたくなって
ずっと考えてた悩み闇現実自分、全て見えなくなった。青い空に吸い込まれて
気持ちが連れて行かれたわけだから、考えてたことわかんなくなって、どうして悩んでたんだと自問自答
ちっぽけに思えた。僕の悩みも現実も。その時だけ確かに感じた浮遊感
空は何処までも広がってるから、地上にへばりつく僕ら人間はちっぽけだな、なんて

なんでこんなにも僕は悩んでいて
苦しいけど誰にも言えなくて独りで溜め込んで

なんであんなにも苦しかったんだろう
それが苦しいなんてなんで今まで気付かなかったんだろう?


なんて、部活中空眺めて一人思った。てづと一緒にね、体育館前のところで寝っ転がってたの
そしたらさ、空が綺麗でさ、なんかもうどーでもよくなっちゃったのよねそん時だけ
何でだろ。空見てると全部吸い込まれたみたいに何も考えられなくなる
吸い取られてしまった僕の心。今はもう帰ってきたけど

たまには生き抜きに、どこかで空眺めて、移り往く季節の変わり目も眺めて
僕を空っぽにする時間もあったらいいよね、とか思ってみた
| 小噺 | comments(1) | trackbacks(0) |
四季を色鮮やかに
私 の 恋 は

桜の花びらがはらりと舞い落ちていく。季節が通り過ぎていく前兆。
桜の木からは数少ない花しか残っていなかった。

私の恋と共に春は終わりを告げていっている。知らぬ間に。

肩に落ちた花びらはまだ桃色が色濃く、それが春の終わりだとは想像も付かない。
桜は儚く、そして綺麗だ。町を桃色に染め、春を色濃く鮮やかに。

私の恋はそんなに桃色をしていなかったけれど。


七 月

蝉の五月蝿い鳴き声があたしの左耳から右耳へと通り過ぎていく
ペンを片手で弄びながら校庭の男子共をぼぉーっと、ただぼぉーっと見つめる
進んでは下がり進んでは下がっていく球体を蹴る音が小さく聞こえてくる
速く決めちまえよといらいらしているあたしに夏の暑さが襲いかかり
ぽたりと汗が机の上のノートに落ちて染みを大きくしていった
ふやけたその箇所をまたぼぉーっと見つめまた校庭へと視線を変える

蝉が鳴く

蝉が残りわずかの命をかけてこの夏もあの夏も必死に鳴きわめいていていた


昏 い 部 屋

あなたがいたこの部屋も、あたしがあの日ぎこちなく入ったこの部屋も
もう夕陽が差し込んでいて赤くなっていた。
白いシーツが少し皺になっている。あたしが座ってしまったから。
シーツの皺を伸ばしてからあたしは窓を開けた。
風がカーテンを揺らす。カーテンはひとりゆらゆら揺れている。
見上げた空はいつの間にか赤を消し去ろうとしていた。

あ な た も こ の 赤 の よ う に い つ の 間 に か 消 え て し ま っ て い た 。


冬 の 朝

布団から抜け出すことが出来なかった僕の体。そりゃそうだ。
外は真っ白、部屋は暖房もついていなくて、僕の体温で暖まったこの布団だけしか、
寒さから身を守るものはなかったのだから。
今さっき止めた目覚まし時計の指す時間は起きたときから10分も過ぎていた。
どうにかして出なきゃいけないのだけれど、寒さには勝てっこない。
直ぐさま服を着ればいいのだけれど、寒さで冷たくなった服を着れば、
間違いなく心臓が止まる。まぁ徐々に温かくなっていくんだろうけど。
それにこの後は学校だ。今寒くたって学校までの距離を考えてみればどうってことない。
だけど抜け出せない、それはしょうがないと思う。
現にこの寒さに布団から抜け出せない奴はいくらでもいるはずだ。
誰だって寒いのは苦手だ。それはしょうがないことなのだ!
時計を改めて,見てみるとまたさらに5分過ぎていた。朝食は出来たのだろうか。
ん、待てよ、母さんも父さんも姉ちゃんも起きているのなら、
リビングはここよりも暖かい、従って朝食も食べられるし
いつまでもここでうじうじしていることもない。ということは早く着替えなければ!
ばっと布団を脱いだ僕、うぅ、やっぱり寒い!!でもこの後の楽園を考えれば・・
ベッドから降り、制服に手を伸ばして裾を通した。け、れど、
何が何でも冷たすぎた制服を身に纏ってしまった僕はさぶー!と大声で叫んでしまった。
やはり寒さには勝てなかった。自然に抵抗しようなんざ一生無理なことだ。
| 小噺 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨の日の猫たちは
イ エ ス タ デ イ

雨が降っていた。洗濯物は取り込んでいなかった。
猫がみゃあと鳴いていた。僕は部屋に導いてあげた。
どうしてあの猫はあんなにも大人びていたんだろう。
猫がみゃあと泣いていた。僕は頭を撫でてやった。


ビ ニ ー ル の 傘

誰かが置いてった透けた屋根から空の顔を伺った
起きたときから変わらない、雨
寒くて身震いした
小さな部屋が濡れてきていて
もたれ掛かったところがふにゃふにゃ崩れていった
喉が水を欲している
体が温もりを求めている
思わずひとり泣いてしまった


日 曜 日 、 雨

ごろんと体をソファにまかせた、日曜日
そこから見上げた、雨の空
色とりどりの傘に身を守られた、人間の頭
雨宿りして時を過ごす、独りよがりの猫
いつもほのぼのしてた日曜日、雨


死 ぬ 日

ご主人の家から抜け出して、外の世界に飛び出してみた
ご主人の家より広くて、仲間もたくさんいる
みゃあと呼びかけたら、みゃあと返してくれた
言葉の通じる嬉しさに、無性に駆け出したくなった
とある公園の、とある小さな穴に潜り込んだ
小さいけど、居心地が良くて、そのまま眠たくなった
誰かがこちらに、駆けてくる、音がする

名 前 を 、 呼 ば れ た

ご主人が穴を、見つけて傍に、駆け寄ってくる
歪んだ、顔を、してい、た
最後、に、みゃあ、と鳴、いた、ら
ご主、 人か、ら、   雨 が、     降 っ て き 、  た
| 小噺 | comments(0) | trackbacks(0) |
彼女
ペ ダ ル を 漕 ぐ よ

その先に見えた海までペダルを漕ぐよ
 君が後ろに乗って重くなったペダル
  最後まで押し漕いで君に海を見せてあげる
 煌めいた海のその向こうに何かが見えるはず
その先に見える海までペダルを漕ぐよ
 ガードレール越しから見える砂浜に二人で足跡を付けよう
  そして夜になるまで二人寄り添っていたい


リ リ ー

花に水をあげているわけでもなく
ただジョウロを片手に庭を歩き回っている
水を満タンにしたジョウロからは
途方もなく水がこぼれ落ちていく
勿体ないよと言ってあげたら
勿体ないねと彼女は笑った


モ ン ス タ ー

攻撃を食らった僕の心
全て持って行かれてしまった
その瞳に僕は捕らえて
僕の瞳が彼女を捕らえて離れない
全て持って行かれてしまった
攻撃を食らった僕の心
ここから離れないと思っていた
僕の心は持って行かれてしまった
返してほしくはない
このまま捕らわれていたい
手も足も出ない僕を
このまま彼女に捕らわれていたい
| 小噺 | comments(0) | trackbacks(0) |


  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    カナ (08/28)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    リンデル (01/13)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    玉木よしひさ (12/29)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    こういち (12/24)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    ポリエモン (12/20)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    モグモグ (12/15)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    ばきゅら (12/06)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    俊之 (12/02)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    さもはん (11/24)
  • 世界には素敵なものが溢れすぎて私には到底拾いきれない
    れもんサワー (11/22)


qrcode

Copyright (C) 2006 JUGEM Some Rights Reserved.
Customize by Amayo Sakuraboshi.